ネジ検査装置
画像処理にてボルトをOK/NGに振り分ける装置です。現在3機種有ります。
※ボルトを供給するためのパーツフィーダは別途ご用意ください。
- TW-100
M5〜M16、長さ50mmまでのボルトに対応した装置。 - TW-200
M4〜M12、長さ60mmまでのボルトに対応した装置。
特殊形状のガイドレールにより、ボルトの首下部分も判別できます。 - TW-300
通しボルト専用の装置。
ボルトを回転させ、ねじ部を全周検査できます。
TW-100

搬送ベルトで送られたボルトを側面カメラと上部カメラで画像判別してOKとNGに選別します。
- 側面カメラで頭の高さ、軸長、ピッチ、外径、谷径を測定し、上面カメラで頭部形状、頭部径、色を判別します。
- 判別したボルトはエアーでOK/NGに振分け、排出側センサーで照合します。
- タッチパネルのネジサイズを選択するだけで、搬送ベルト間隔が自動で調整できます。(段取り時間:約1秒)
処理能力 | 最大1,200個/分(20個/秒) ※ボルトのサイズや供給能力による |
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ボルトの種類 | 六角、つば付き、熔接、その他 |
ねじの呼び径 | M5 / M6 / M8 / M10 / M12 / M14 / M16 |
ボルトの長さ | 10〜50mm |
搬送ベルト間隔 | 5.5〜16.5mm 最大16種類 |
搬送速度 | 40〜800mm/s |
搬送方法 | 懸垂、倒立(熔接ボルト) |
CCDカメラ | カラー1個、モノクロ1個 |
排出照合センサー | ON/NG各1個 |
エアー | 0.5MPa以上(圧力センサー有り) |
電源 | 単相200V 1200W |
外形寸法 | (W)905×(D)855×(H)1920mm |
重量 | 約100〜150kg |
TW-200

ガイドレール上を滑走したボルトを側面カメラと上部カメラで画像判別してOKとNGに選別します。
- ボルトの搬送はガイドレールの傾斜で滑走します。
- ガイドレールの検査位置の厚みは0.5oです。ボルトの首下も検査できます。
- 側面カメラで頭の高さ、軸長、ピッチ、外径を測定し、上面カメラで頭部形状、頭部径、色を判別します。(単体の色センサーも搭載)
- 判別したボルトはエアーでOK/NGに振分け、排出側センサーで照合します。
処理能力 | 最大600個/分(10個/秒) |
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ねじの呼び径 | M4 〜 M12 |
ボルトの長さ | 〜60mm |
ガイドレール | 6種類(M4 / M5 / M6 / M8 / M10 / M12) |
搬送方法 | ガイドレール(傾斜滑走) |
色センサー | 1個 |
CCDカメラ | カラー1個、モノクロ1個 |
排出照合センサー | ON/NG各1個 |
エアー | 0.2〜0.5MPa以上(圧力センサー有り) |
電源 | 単相200V |
外形寸法 | (W)720×(D)700×(H)1580mm |
重量 | 約110kg |
TW-300

一定の間隔で送られる通しボルトをカメラとセンサーを使ってねじ部や本体の曲がり、頭の形状などを検査してOKとNGに選別します。
- 通しボルトを3つの行程で検査します。
第1ステージ:色センサーでメッキ、接触式センサーで全長を検査します。
第2ステージ:エリアカメラで頭部の検査をします。
第3ステージ:ラインスキャンカメラでねじ部、エリアカメラで座面、接触式センサーで曲がりを検査します。 - 判別した通しボルトは可動式のスロープでOK/NGに振分けます。
処理能力 | 約25個/分 |
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ボルトの種類 | 通しボルト |
ボルトの長さ | 70〜150mm ※70mmは改造が必要 |
搬送速度 | 140mm/s |
搬送方法 | 横置きベルト搬送 |
CCDカメラ | エリアカメラ(モノクロ)2個、ラインスキャンカメラ1個 |
エアー | 0.2〜0.3MPa以上(圧力センサー有り) |
電源 | 単相200V |
外形寸法 | (W)730×(D)955×(H)1630mm |
重量 | 約100〜150kg |